【イベント告知】「鹿児島の近現代」連続トークイベント「#鹿児島の女性 01」を開催します(7/2・日)
「鹿児島の近現代」教育研究センターでは、令和5年7月2日(日)天文館図書館にて、「鹿児島の近現代」連続トークイベント「#鹿児島の女性 01」を開催します。
「鹿児島の近現代」教育研究センターは、年間を通して1つのテーマについてのトークイベントを隔月で開催します。2023年度のテーマは「#鹿児島の女性」です。連続トークイベントでは最新の研究成果について、ご参加頂く皆様との対話を重ねながら理解を深めることを試みます。
第1回目は「文学×女性×作家」。「鹿児島の近現代」教育研究センターの鈴木優作特任助教が「女性作家を視座とした鹿児島近現代文学」と題したトークをおこないます。
また、同時開催として、鹿児島大学文芸同好会Soraによるビブリオバトル。法文学部澤田成章ゼミとSora共催の「ChatGPT 対 人間」の書評対決の結果発表もおこなわれます。
参加費は無料。入退室も自由です。どなたでもお気軽にご参加ください。
「女性作家を視座とした鹿児島近現代文学」
鹿児島は、〈九州男児〉の語がよく似合う勇ましい男性的な文化がしばしばイメージされますが、今回のトークは近現代文学の領域から鹿児島の女性文化を、改めて考え直す試みです。今回は西南戦争を扱った小説を中心に扱い、池波正太郎や司馬遼太郎といった著名な男性歴史作家による叙述と、阿井景子など女性作家の描写を取り上げ、従軍する男性ばかりでなく彼らを支えた女性たちに着目します。他にも鹿児島の女性作家たちを取り上げます。鹿児島における女性の役割と文化を捉え直し、新しい〈薩摩おごじょ〉像を考えるきっかけになれば幸いです。
鈴木優作 特任助教(日本近現代文学)
鹿児島の近現代文学を研究。博士(文学)。著書に『探偵小説と〈狂気〉』(国書刊行会)、共著に『〈怪異〉とミステリ』、論文に「狂気の価値――中井英夫「幻想博物館」論――」(『日本文学』2022年12月)、「ミステリにおける奇書の再考――内在する〈狂い〉について」(『ユリイカ』2023年7月)など。
【日時】令和5年7月2日(日)13:30~16:30
【会場】天文館図書館4F 交流スペース
※申し込みは不要です。(参加費無料)【内容】
13:30~ 開会・主催者側挨拶
13:40~ トークイベント
「女性作家を視座とした鹿児島近現代文学」(鹿児島大学 鈴木優作特任助教)
14:40〜 文芸同好会Sora ビブリオバトル
15:40~ 「ChatGPT 対 人間」書評対決 結果発表
16:20〜 閉会・主催者側挨拶※本イベントで駐車場の用意はしていません。公共交通機関もしくは近隣の有料駐車場をご利用ください。
※シンポジウムの様子について、後日、センターホームページにて動画配信される場合があります。参加者の顔や質問内容が公開される場合がありますので、ご了承ください。【お問い合わせ先】
「鹿児島の近現代」教育研究センター
TEL:099-285-7532
Mail:kingendaijim@leh.kagoshima-u.ac.jp