【活動報告・地域マネジメント教育研究プロジェクト】「ダンスと地域とまちづくり」を開催しました(11/29)
令和6年度地域マネジメントプロジェクト「地域と現代文化との関わりを発掘・検証しその可能性を探求するプロジェクト」(関連教員:太田純貴・菅野康太・清水香・農中至)の一環として、11月29日にトークイベント「ダンスと地域とまちづくり」を開催しました。
京都を拠点とするコンテンポラリーダンサー・大谷悠さん、そして鹿児島でストリートダンサーとして活動しながら本学の人文社会科学研究科の大学院生としてダンス研究を行なっている上村基之さんを登壇者に迎え、多文化交流や文化支援(に関する地域格差)、複数の水準でつながりを作ることなどを、ダンスという視点から参加者全員で考える機会となりました。コンテンポラリーダンス史や、ダンスという身体技法がダンサーに内面化されていく様子についても言及されました。鹿児島大学ともゆかりのある京都賞の思想・芸術部門の今年度の受賞者がダンサー・振付家のウィリアム・フォーサイスであることを考えると、本イベントは同賞への興味関心を引き出す契機ともなったように思えます。
イベント後半では、コンテンポラリーダンサーとストリートダンサーの身体技法の異同が参加者を交えた実演付きで示されるなど、登壇者とフロアの垣根や言語的コミュニケーションを超えた交流も行われました。学内外から多様な年齢のかたがたにお越しいただき、大変賑やかな催しとなりました。ご参加およびご尽力いただきましたみなさまに御礼申し上げます。