下記の要領で、鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター令和5年度地域マネジメント教育研究推進事業プロジェクトの成果報告「指宿まるごと博物館　山川鰻窯跡とその周辺」を開催いたしますので、ここにご案内申し上げます。

指宿市山川鰻に所在する鰻窯跡は、明治の終わり頃に苗代川の「伊集院どん」と呼ばれる夫婦が開いた窯とされています。苗代川は薩摩焼の生産地として有名な日置市美山の昔の名称です。
鹿児島大学法文学部考古学研究室では、指宿市教育委員会にご協力いただき、2015年より6年間、本窯跡の発掘調査を実施し、その窯構造や製品の内容を明らかにしてきました。このたび、「鹿児島の近現代」教育研究センターの助成を得て、発掘調査報告書を刊行することになりました。
これを機に、その成果を多くの方々に知っていただくため報告会を開催するとともに、指宿市が進めている「指宿まるごと博物館」事業の鰻池エリアについて解説していただき、指宿の貴重な文化財としての鰻窯跡について皆さんと考えていきたいと思っています。

※参加費無料・予約不要（定員 60名）
※対面とオンラインで実施します。オンライン視聴ご希望の方は1月20日（土）17:00までに登録フォームにご入力ください。登録フォームはチラシのQRコードもしくは下記リンク先よりアクセスしてください。

鹿児島大学法文学部　渡辺芳郎研究室
TEL：099-285-7539