【メディア掲載情報・地域マネジメント教育研究プロジェクト】地域シンポジウム「いま水俣病を考えること」についての記事が南日本新聞に掲載されました(12/3)

12月2日(土)、鹿児島大学で開催されました地域シンポジウム「いま水俣病を考えること」について、12月3日付の南日本新聞に記事が掲載されました。


◎水俣病の教訓見つめ直す/鹿児島大でシンポ

鹿児島市の鹿児島大学郡元キャンパスで2日、「いま水俣病を考えること」と題したシンポジウムがあった。水俣病患者らの撮影を続ける写真家の小柴一良さん(75)=大阪府=らが登壇し、約80人が水俣病の教訓を見つめ直した。
小柴さんは1974年から4年間、熊本県水俣市や出水市で胎児性患者を中心に撮影した。現在も年3、4回ほど現地に通う。
激しいけいれんを伴う劇症型患者だけでなく、「こむら返りなどさまざまな症状を、写真や映像、文学などで伝えていくことが理想」と語った。
会場では作品5点を展示。小柴さん自ら解説する場面もあり、重症の胎児性患者が一日中動かない様子に「悲惨なあまり最初はシャッターを切れなかった」と振り返った。
企画した鹿大大学院理工学研究科の中川亜紀治助教は、「水俣病問題を学ぶことで、現代社会が抱える問題を解決するヒントが得られる」と述べた。
一般社団法人「水俣・写真家の眼」事務局の奥羽香織さん(42)=水俣市在住、徳之島町出身=も登壇、水俣病に関する作品の継承活動を紹介した。(中野あずさ)

【写真説明】作品の説明をする小柴一良さん=鹿児島市郡元1丁目の鹿児島大学

イベントの模様につきましては、後日記事を掲載いたします。


同シンポジウムは鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センターによる、令和5年度地域マネジメント教育研究プロジェクトの一環として、鹿児島大学理学部 物理・宇宙プログラムの中川亜紀治助教が企画・開催しました。