【イベント告知】奄美群島日本復帰70周年記念シンポジウム「豊穣の奄美 ―研究と文化の継承―」(3/23)開催のお知らせ

「鹿児島の近現代」教育研究センターでは、2024(令和6)年3月23日(土)に、奄美群島日本復帰70周年を記念したシンポジウムを開催します。

本シンポジウムは、第1部「奄美研究の過去/現在/未来」と第2部「21世紀の奄美島唄 ——伝統から何を受け継ぐか?」の2部構成です。奄美についての研究、そして奄美文化の代表である島唄の継承がテーマです。

参加費は無料です。どなたでもお気軽にご参加ください。

日時

2024(令和6)年3月23日(土)10:20~16:45(開場10:00)
第1部 10:20〜12:10
第2部 13:30〜16:45

※申込み不要
※途中入退出可

会場

鹿児島大学郡元キャンパス 学習交流プラザ2F 学習交流ホール
駐車場のご用意はありません。公共の交通機関でお越しください。

奄美会場同時配信
鹿児島大学国際島嶼教育研究センター奄美分室
(奄美市名瀬港町15−1 奄美群島大島紬会館6F)

プログラム

10:00 開場

10:20 開会挨拶

第1部 「奄美研究の過去/現在/未来」

10:30 趣旨説明

10:35
1. 戦後奄美群島の社会経済の変容 ―開発と自立のジレンマ― 皆村武一(鹿児島大学名誉教授)

11:05
2. 文化人類学/民俗学のなかの<奄美> 町泰樹(鹿児島工業高等専門学校准教授)

11:35
3.オープンフォーラム 皆村武一/町泰樹/会場の皆様

12:10 休憩

第2部 「21世紀の奄美島唄―伝統から何を受け継ぐか?」

13:30 趣旨説明

13:35
1.島唄の新世紀―伝統から未来へ 梁川英俊(鹿児島大学教授)

14:00
2.舞台から見る奄美島唄の変遷 アンニ(鹿児島大学博士課程学生)

14:30
3.奄美島唄の継承に創造は必要か? 原田敬子(東京音楽大学教授)

15:00
4.コメント 酒井正子(川村学園女子大学名誉教授)
質疑応答

15:20
5.唄者(里朋樹・歩寿)の紹介 (梁川英俊)

15:25
6.里朋樹・歩寿ライブ

16:00
7.21世紀の島唄に向けて 里朋樹・歩寿+梁川英俊

16:30 閉会挨拶

登壇者紹介

皆村武一(みなむら たけいち)
1945年、大島郡和泊町生。経済学博士。鹿児島大学文理学部経済専攻卒業。九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得後退学。2010年まで鹿児島大学に勤務。鹿児島大学名誉教授。著書に『鹿児島の戦後経済社会史―自立・共生・持続可能な社会の創造にむけて』(南方新社 2010)、『戦後奄美経済社会論―開発と自立のジレンマ』(日本経済評論社 2003)など。

町泰樹(まち たいき)
1985年、大島郡与論町生。博士(学術)。鹿児島大学大学院人文社会科学研究科修了。現在鹿児島工業高等専門学校准教授。文化人類学の立場から奄美群島における宗教を研究対象としている。主要論文に「国民国家形成期における民俗信仰と葬制の変容 : 鹿児島県与論島の事例から」(『地域政策科学研究』2019)、「奄美・与論島における神職のライフヒストリー:成巫・伝承・系譜の結節点としての神社」(『西日本宗教研究誌』2013)など。

梁川英俊(やながわ ひでとし)
鹿児島大学法文学部教授。ケルト諸語圏の言語・歴史・文化を主要な研究対象とする一方、南西諸島、韓国・多島海、ミクロネシア等の島嶼地域の調査・研究にも携わる。島唄関係の著書に『唄者築地俊造自伝――楽しき哉、島唄人生』(共著、南方新社2017)、『奄美島唄入門』(北斗書房2020)、『「かずみ」の時代』(南方新社2023)など。

アンニ
中国出身。中国音楽学院に在学中、朝崎郁恵の「おぼくり~ええうみ」を聞いて奄美島唄を知り、2017年より鹿児島大学人文社会科学研究科で学ぶ。現在、鹿児島大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程。研究のかたわら島唄や三味線の実技を学び、2018年12月、奄美市笠利町で行われた第24回朝花節大会で青年の部・最優秀賞を受賞。

原田敬子(はらだ けいこ)
東京音楽大学作曲科教授、鹿児島大学RCPI客員研究員。桐朋学園大学(作曲専攻)卒業後、同研究科修了。日本音楽コンクール第1位、山口県知事賞、芥川作曲賞、中島健蔵音楽賞、尾高賞、鹿児島本土と奄美群島の音文化の研究で輝く女性賞(栄誉賞)受賞。奄美市の委嘱で「奄美市民歌」を作曲(2020)。自作品集CDや楽譜を国内外で出版。

酒井正子(さかい まさこ)
川村学園女子大学名誉教授、博士(民俗学)。法政大学沖縄文化研究所にて「奄美シマウタ研究会」主宰、島唄の生成と伝承状況に注目してきた。著書に『日本民謡大観・奄美諸島篇』(共著)、『奄美歌掛けのディアローグ~あそび・ウワサ・死』(第一書房1996、田邊尚雄賞)、『奄美・沖縄 哭きうたの民族誌』(小学館2005、沖縄タイムス出版文化賞)など。

里朋樹 (さと ともき)
奄美大島瀬戸内町出身。7歳のとき「朝花会」の門を叩き、妹・歩寿とともに、島唄と三味線を習い始める。2003年にはCD『大樹のうた』をリリース。変声期のため活動を休止していたが、2008年に活動を再開。2019年、奄美民謡大賞青年の部・優秀賞および特別賞。2023年、奄美民謡大賞を受賞。史上初、兄妹での大賞受賞者となった。

里歩寿 (さと ありす)
奄美大島瀬戸内町出身。兄・朋樹の影響で4歳より島唄を始める。2004年奄美民謡大賞新人賞。中学生の時に民謡民舞少年少女奄美連合大会で3年連続最優秀賞受賞。2010年(高校2年)奄美民謡大賞において16歳で大賞受賞。1996年の元ちとせの最年少記録を塗り替えた。2012年CD『アリス』リリース。現在、東京を拠点に活動中。

後援団体

今回のシンポジウムにつきましては、下記10団体にご後援を頂いております。ご協力に心より感謝いたします。

鹿児島県教育委員会、鹿児島市教育委員会、南日本新聞社、MBC南日本放送、奄美新聞社、南海日日新聞社、あまみエフエム・ディ!ウェイヴ、(一社)あまみ大島観光物産連盟、(一社)奄美群島観光物産協会、鹿児島大学国際島嶼教育研究センター(順不同)

  • お問い合わせ先
    「鹿児島の近現代」教育研究センター
    TEL:099-285-7532
    Mail:kingendai.jim02@gmail.com

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